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過去の開催情報

2018年07月14日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
第157回NBK「起業の鉄則研究会」7月例会のご案内 (終了後に懇親会がございます。)

第1部
先進安全技術を活用した事故ゼロ社会創造事業
講 師:三浦 雅弘 氏(株式会社ファーストステーション 専務取締役)
http://www.first-station.jp/
テーマ:先進安全技術を活用した事故ゼロ社会創造事業
概 要:2017年の交通事故件数は47万件、ニュースでも高齢者事故、トラックの事故など悲報が相次いでいる。インテル社の自動運転技術をどんな車にでも取り付けができる。という最先端技術を活用した事故ゼロ事業をご紹介させていただきます。
<プロフィール>
1976年岡山県生まれ。2000年に商社入社、主に自動車・エネルギー関係を担当。
海外のプロジェクトを多数手がける。
2016年に現在の株式会社ファーストステーションに入社、最新のテクノロジーと教育を組み合わせた事故削減ビジネスを拡大させている。
2018年4月には世界の事故を削減していくプラットフォーム「事故ゼロ・フォーラム」を立ち上げ、
メディア掲載多数。
他には公利公益を理念とする経営者を育てる団体の講師も務める。
第2部
商社生活を振り返って、サンパウロ(ブラジル)訪問
講 師:加藤 正芳 氏(元丸紅)
テーマ:商社生活を振り返って、サンパウロ(ブラジル)訪問
概 要:約20年ぶりのサンパウロ訪問であった。
現役時代の仲間の出迎えを受け、市内のホテルへ向かった。
車窓から見た光景は近代化されていたが、市街に入ると昔と変わらぬたたずまいであった。
東洋人街(旧日本人街)の日系人経営のホテルに投宿した。
この地域には生活に必要なものは何でも揃っている。
ホテルの近くに日本移民資料館があり、必見に値する。
今回の訪問のもうひとつの目的はアマゾン観光で、一日、日系一世の案内でボートに乗り、周遊した。アマゾン河は、名にしおう大河である事を実感した。
<プロフィール>
昭和39年(1964年)4月㈱丸紅入社。
繊維畑一筋で、貿易関係の仕事に携わった。
海外駐在は約21年、5年半の台湾駐在を除き、すべて中南米地域で繊維ビジネスに従事した。
なお、繊維以外では、メキシコで樹脂成型の工場の支配人を経験した。
現在は、NPO法人で、中小・ベンチャー企業の販路開拓のコーディネーターをしている。
塾長講話
会場
兵庫県神戸市兵庫区大開通2-3-22甲南アセット大開ビル6F
神戸高速「新開地駅」西4番出口すぐ
兵庫郵便局並び
http://www.kounan-asset.com/access.html

どなたでも参加いただけます。
お気軽にお問合わせください。

お申し込みはメールかお電話で。
tessoku@kounan-asset.com
TEL:(078)515-3981
(担当:阪本)

議事録

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平成30年7月14日開催 第157回起業の鉄則研究会 報告書
起業の鉄則研究会(リーダー: 小林宏至副会長)

平成 30年7月14日(土) 14 時、大阪ベンチャー研究会から小西氏と他1名、又NBKから大賀氏に出席いただき、総勢25名の参加を得て、本年度第4回目(通算157回目)の起業の鉄則研究会を開催しました。会場は、神戸市兵庫区の甲南アセット本社6階。会の終わりにはNBK大賀氏より「夏のビッグイベント2018」のご案内をいただきました。活発な質疑応答があり、大変有意義な研究会になりました。

◆第1部:「先進安全技術を活用した事故ゼロ社会創造事業」
講師:株式会社ファーストステーション 専務取締役 三浦 雅弘 氏

昨年、米インテルが先進運転支援システムのモービルアイを1.75兆円で買収した。交通事故で最も多い原因は運転者の不注意による「追突事故」。そこに着眼し、交通事故を減らす為に「モービルアイ」を使い、事故削減ビジネスを拡大している。新車でなく、既存の車に装着できることが魅力だ。
「モービルアイ」とは、注意音を鳴らす。メールで飛ばし、言いつける機械だ。ドライブレコーダーとは異なり、未然に防ぐための装置だ。これを導入するだけで運転が改善され、追突事故防止効果が得られる。1台1万円以下で会社としての信用・安全・IRを得られる。費用は決して安いとは言えないが、一瞬の出来事で命を失ったり、他人の命を奪ってしまうリスクを考えて欲しいと三浦氏は語る。

◆第2部:「商社生活を振り返って、サンパウロ(ブラジル)訪問」
講師:元 丸紅 加藤 正芳 氏

丸紅入社後、間もなく海外転勤の辞令を受け、約21年間の海外駐在を経験。今回は愛着深い中南米、サンパウロを20年ぶりに訪問し、社会問題、風習、文化の違いを話す。ブラジルは永遠の後進国と言われているが、まるで大阪のような雰囲気の魅力溢れる国だ。以外と治安は良いが、夜は出歩かないのが常識。動物感覚で危なそうな場所には近寄らないとのこと。貧富の差があり、農地改革が未だにされていない。耕して5年経つと、耕した人の物になるという法律もあるというから驚きだ。空き家があると勝手に入って住み着くなど、日本では考えられないことばかり。かつての天然ゴムはマレーシアに取られ全滅し、現在は亜鉛、ジャガイモ、トウモロコシ、トマト等を生産している。日本から遠い国にも関わらず、海外で最大の日系コロニーがあり、人々は陽気で、人種差別を感じない、親日的な素敵な国と笑顔で話す。

小林宏至塾長は講師のお二人に改めてお礼を言われた。高度経済成長の時代に起業し、周りとは異なり、地べたを這いまわり、とにかく苦労したが、現在は未だに現役で幸せな毎日を送っている。それは小学生の頃からの“夢”を追い続けているからだ。夢を志し、一生かかって追い続けることがシアワセ。
創業する時は苦しいから犠牲がある。真夜中帰りは当たり前。疲れて帰った時には家庭の支えがあった。事業の成功には内助の功も必要と考える。決してお金儲けでない。夢にお金はついてくる。思い続けなさいと熱く語る。「私も、今はまだ5段目、残り95段を登り続けます!」

次回は、2018年9月8日(土)14時から。甲南アセット本社にて開催予定。

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