過去の開催情報

令和元年5月11日開催　第166回起業の鉄則研究会　報告書
起業の鉄則研究会(リーダー: 小林宏至副会長)
令和1年5月11日 (土) 14時より、NBK会員様をはじめ、いつもご参加いただいている皆様に出席いただき、総勢22名の参加を得て、本年度第2回目(通算166回目)の起業の鉄則研究会を開催しました。会場は神戸市兵庫区の甲南アセット本社6階。活発な質疑応答が続く講演会となりました。

◆第1部：「防災対策用、コインシャワー」
講師：株式会社タニモト　コーディネーター
アカデミア二水会　世話役　内田　邦宏　氏
昨年は多種の災害が多い年でした。今後も南海トラフ地震を始め、災害が起こることが予測されます。そこで、防災用の多機能携帯トイレと防災用コインシャワーを自治体や企業に常備されることを勧めています。コインシャワーは海水浴場や災害時に活躍しており、コイン1つで管理者不要、着火、出湯、湯量、使用時間、消火までを全て管理し、ほぼ無故障とのこと。使用者からは高評価。しかしながら知名度が無く40年間に1万台しか出てないとのこと。知名度を上げ、市場に普及させたいという熱い想いで商品の良さを紹介しているとのこと。作る人、売る人、使う人、皆が喜びを感じられるネットワーク作りを目指しています。参加者はコインシャワーの縮小模型と携帯トイレを手に取り、実際の商品の仕組みを確認させていただきました。

◆第2部：「より健康に、安心の未来を目指して」
講師：メディカルエージェント
グランソール奈良　海外事業部　取締役部長　辻村　勇　氏
企業の定期健診や特定健診では検査項目が少ないため、年に一度の全身の精密検査を勧めます。未病の予防、早期発見・早期治療、寝たきりにならず健康寿命を延ばす為には、健康への投資はより必要であると、最新の検査機器を紹介され、64列マルチスライスCT、RET-MR、MMG、新しい検査LOX-index、1次スクリーニング検査N-NOSE、唾液検査、AIによる未来の画像診断など、映像を使い分かりやすく説明されながら、がん治療の現状と限界をお話になった。医療業界は日進月歩ですが、ips 細胞を使用した再生医療や免疫細胞療法・オブジーボが注目を集めています。「がんでは死なない」そんな日も遠くはない。また、抗加齢医学の研究も進み、発毛・育毛の他、いつまでも美しく若くあるための最新の美容点滴や注射を使用するメディカルエステについても説明された。「より健康に、安心の未来を迎えましょう。そのためには、自分の体は自分で守って！」とアドバイス下さった。

小林宏至塾長は、幼少の頃に大きな病気に罹ったが、体を温めることで回復した経験がある。現在も、血液の循環、神経系の循環を意識し、温熱や漢方、整体などで、機能回復を目指している。ビジネスを成功させるには健康であることも、とても重要ですと話された。

次回は、2019年6月8日（土）14時から。甲南アセット本社にて開催予定。