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過去の開催情報

  • 2018年05月12日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
    第155回 起業の鉄則研究会

    第1部
    コトバの『見方』を変えて、コトバを『味方』にする方法「見て」楽しく文章力を育もう
    講 師:本下 瑞穂 氏(株式会社コトバノミカタ 代表取締役)
    テーマ:コトバの『見方』を変えて、コトバを『味方』にする方法「見て」楽しく文章力を育もう
    概 要:「私はケン・ロビンソンの影響を受けました」と語りだす。アメリカのプレゼンテーション番組で「学校教育は子供の創造性を殺してしまっている」を観て、子供の創造性を育む事業がしたいとクラウドファンディングに挑戦し、会社を立ち上げた。
    私たちがこの社会で求められているのは論理的考え方と伝える為の文章力。円すいを上から見るのと、横から見るのでは違って見えることを例えに、物事は視点を変えて見ることも大切と話す。懐かしい学校の授業を思い出すような 3 部構成の全員参加型のプレゼン。日本人は時系列型、アメリカ人は因果律型とのことで、問題を解き、答えを確認してみると、ほとんどの参加者が時系列型に当てはまっていた。見方を変えてみようと考えさせられる、あっという間の一時間半だった。
    インターネットの正体はプログラミング言語で、コトバは道具として成長・変化し続けているという話に皆が興味津々で耳を傾けていました。
    <プロフィール>

    第2部
    「車椅子利用者が困らぬよう、駅を中心にルートマップを展開中
    講 師:三木谷 毅 氏(株式会社グローバルITネット 代表取締役)
    テーマ:「車椅子利用者が困らぬよう、駅を中心にルートマップを展開中
    概 要:車椅子、杖、ベビーカーや大きな荷物。自分に関係ないと思っていませんか?生きている中で、直接的でなくても、親や孫と間接的にでもいずれその立場になる。53 歳の時、脳梗塞で倒れ、車椅子生活となり、車椅子利用者が初めての駅に無防備で行くのとルート情報を得て行くのとでは雲泥の差があると実感した。
    そこで QR コードにアクセスすると車椅子推奨ルートが確認できるアプリを開発し、JR 西日本、阪神電鉄、阪急電鉄、郵便局と各企業と共にコラボ事業を展開。ネットを通じて寄付や協賛を呼びかけ地域に貢献している。関西 1000 駅の内、20%の駅まで普及させた。システムの告知や普及の仕方、お金を扱うシステムの難しさなどについて参加者にも意見を求め、これも一つのビジネスチャンス、ただ強い想いだけで一から取り組んだプロジェクト、一つ一つのご縁を大切に何十年掛かろうと普及させる覚悟だと熱く話す。ご講演予定時間の 1 時間が大幅に超えるほど活発な講演が行われました。
    <プロフィール>

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  • 2018年04月14日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
    第154回 起業の鉄則研究会

    第1部
    新電力の特徴と大阪府民電力の強み
    講 師:野村 忠司 氏(大阪府民電力株式会社 代表取締役)
    テーマ:新電力の特徴と大阪府民電力の強み
    概 要: 野村氏は、全盛期には奈良長者番付で上から 2 番目だった、広陵町の靴下製造メーカーの 5 代目でした。
    しかし名家に生まれながら 97 年目で廃業。その失敗談をお話されました。
     お父様は維新十傑の一人、江藤新平の子孫の谷岡グループからの養子だった為、幼き日より祖父から「経営者の考え」を学んできた。それは「攻めと固い経理の守り」、「一円でも安く仕入れ、一円でも高く満足してもらい売る!」。廃業の原因は経理の守りが手薄だった為。
     失敗を教訓に、一からの出発で会社を立ち上げ、新電力、LED、事業用 LP ガスとグループ会社を設立し、同じ場所、同じ事務員とコストを抑えることで、低価格でお客様へ還元。対応スピードを売りに顧客を増やす。ロングランの売り上げを構築し、業績は伸長中。経理はご自身で管理している。
     経験から会社を経営する上で、経営のノウハウを次世代へ伝えることはとても重要と語る。
     最近では、カンボジアで「オクニャー」(国王から認定の爵位)の称号を持つロイヤルグループとビジネス取引をし、海外不動産事業も展開中。粘り強い営業方法に皆が興味津々で耳を傾けていました。
    <プロフィール>

    第2部
    カワサキ営業一筋40年
    講 師:正木 義久 氏(川崎重工業株式会社 汐見寮)
    テーマ:カワサキ営業一筋40年
    概 要:誰もが知る「川崎重工業」。経営的に陸・海・空とバランスよく展開しており、新幹線にしても、潜水艦にしても、航空機にしても全てが受注生産を行っている。
    しかし、正木氏が担当したカワサキオートバイだけは見込み生産。
    浮き沈みが激しい業界で、「水商売で山谷がある」と言われているだけに、数を読むのも難しい。色間違いで 300 台も生産手配ミスをしてしまい、困り果てた結果、上司と知恵を絞り、真逆の発想で「限定車」として販売。意地もあって、半年で全て売り切った。
    「余っても責められ、足らんでも責められ」の中をくぐり抜けて、40 年勤めあげることが出来たと語る。
    他社がスクーター事業を進めていく中で、スクーターも作ったが、民生品は唯一のオートバイとハンマーで何百台も潰した。何にでも手を出さず、特化した結果の成功だ。
    <プロフィール>

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  • 2018年03月10日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
    第153回 起業の鉄則研究会

    第1部
    西陣織カーボン織物による伝統産業の発展と自動車業界を中心とした世界戦略
    講 師:有限会社フクオカ機業
    福岡 裕典 氏(代表取締役)
    赤松 映美 氏
    テーマ:西陣織カーボン織物による伝統産業の発展と自動車業界を中心とした世界戦略
    概 要:※NBK ニュービジネスアワード 2017、アントレプレナー部門でグランプリ受賞
    明治 35 年創業で、天皇家豪用達の西陣織の技術がある。平成天皇の即位の礼の際の衣装は当社が担当。京都でも若者の少子化が問題で、技術伝承に危機感を持っている。消費者の手元に届く着物が高額な理由は、流通経路が多く重なっているから。一方、職人の工賃は低い。手取りが少ないから子供を作りたがらない夫婦が多い。手取給与が 25 万円以上無いと家族を持ち、家を買える暮しにはならない。京都市では西陣活性化プロジェクトを作り、技術伝承と職人が家族を持てる仕組みづくりに試行錯誤している。当社は、第一に人材育成、第 2 に京都産業の活性化を掲げて取り組んでいる。阪神淡路大震災のビルの柱の修復に炭素繊維が使われているのを知り、ピンと来た。炭素繊維は“すれ”に弱い。試行錯誤の結果、当社は織物にする技術を確立、製品化できた。自動車メーカーや家電メーカーとのご縁が広がり、西陣織の技術は仲間同士よりも他業種の評価が高いことに驚いた。炭素繊維の弱い部分を克服し、新たな機能をつけてと無理難題が立ちふさがる。黒だけではダメで、着物のように彩り鮮やかなものを求められ、課題をコツコツ乗り越えてきた。子供が二人いるが、「お父さんのやり方ではダメだよ。僕がお父さんの後を継いで、もっと会社を大きくするよ」と生意気なことをいっているが、内心では頼もしい。英語を一生懸命勉強してくれている。まだ海外との直接取引が出来ていない。子供たちが課題に挑戦し、乗り越えてほしい。皆様と交流を広げたい。
    <プロフィール>

    第2部
    『大阪あそ歩』その仕組みと楽しみ方
    講 師:井川 聡江 氏(一般社団法人大阪あそ歩委員会 理事)
    テーマ:『大阪あそ歩』その仕組みと楽しみ方
    概 要:町歩きは、長崎から始まっている。長崎さるく(長崎弁で、ほっつきあるくという意味)は、全国にこの輪を広げたいと活動。この活動に感動して、茶谷幸治氏がプロデュースして、当委員会を作り、代表理事をしている。2008 年に発足したが、当初は大阪市等から補助金をいただけた。その際にホームページ、ユニフォーム、チラシなどを作成。電話応対できる専任職員などを整備できた。補助金は期間 3 年。多くの事業は補助金が無くなる=事業廃止のパターンが多いが、当委員会は踏ん張った。職員の給与がでないなら電話応対を廃止。問い合わせ応対をホームページに絞り、留守番電話も廃止。チラシも廃止し、経費を限りなくゼロに工夫。現在、大阪を町歩きするコースを 150 コース用意。参加費は 1000 円だったが、補助金が無くなってからは 1500 円に値上げ。うち 1000 円はガイドの謝金、500 円を当事業の運営費に充てている。利用者は年間 2000 人以上で運営費だけで 100 万円以上は稼げる事業になっている。NHKの朝ドラは女性が主人公。大阪放送局の制作は人気化しやすく、「あさが来た」の放送時期は広岡浅子氏ゆかりの大同生命などを巡るコースの参加者が増える傾向がある。「今度はここを案内して~」など、ガイドさんごとに固定ファンも増え、リピーターを増やしたい。皆様も「大阪あそ歩」を体験してください。
    参加者の皆さんからは、うちの社内研修で話してほしいなど、大阪あそ歩ファンが増えそうです。
    <プロフィール>

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