過去の開催情報
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2018年06月09日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
第156回 NBK「起業の鉄則研究会」第1部 -
講 師:辻川 拓志 氏(アンジップ株式会社 代表取締役)
https://www.unzip.co.jp/
テーマ:今どきのweb制作会社の人材確保
概 要:エンジニアやデザイナーは常に人材(リソース)不足と言われています。23歳で独立し、一番苦労してきた「人」の問題。採用に関すること、社内の制度に関することから、海外(アジア・アフリカ)への外注に関することなどをお話させていただきます。
<プロフィール>
1987 年 大阪府豊中市生まれ。
2009年にECCコンピュータ専門学校を卒業後、株式会社JR西日本ITソリューションズにてシステムエンジニアとしてコールセンターシステムやポータルサイトの開発・保守に従事。
2011年4月フリーランスとして独立し、webシステム開発やホームページ制作の事業を始める。
2012年5月に法人化しアンジップ株式会社を設立。
2013年からは母校であるECCコンピュータ専門学校にて非常勤講師も務める。
第2部 -
講 師:府川 浩 氏(元 日本経済新聞社代表室 編集委員)
テーマ:広報が知りたい新聞記者の考え方
概 要:新聞記者は大手の企業しか取材しないのでは、と思われがちだが、「こんな小さな企業がこんなに面白いもの、 役に立つものを作っている。最近海外で注目され、知らぬは日本人だけ」といったものは取材意欲が湧いてくる。 自分の作っている物、売っている物のよさは、自分よりも他人の方が分かる場合がある。視点を変えればニュースは転がっている。経営者仲間でお互いの職場に行き、商品、サービスの品評会をすれば新しい発想が生まれるだろう。
<プロフィール>
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講 師:辻川 拓志 氏(アンジップ株式会社 代表取締役)
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2018年05月12日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
第155回 起業の鉄則研究会第1部 -
講 師:本下 瑞穂 氏(株式会社コトバノミカタ 代表取締役)
テーマ:コトバの『見方』を変えて、コトバを『味方』にする方法「見て」楽しく文章力を育もう
概 要:「私はケン・ロビンソンの影響を受けました」と語りだす。アメリカのプレゼンテーション番組で「学校教育は子供の創造性を殺してしまっている」を観て、子供の創造性を育む事業がしたいとクラウドファンディングに挑戦し、会社を立ち上げた。
私たちがこの社会で求められているのは論理的考え方と伝える為の文章力。円すいを上から見るのと、横から見るのでは違って見えることを例えに、物事は視点を変えて見ることも大切と話す。懐かしい学校の授業を思い出すような 3 部構成の全員参加型のプレゼン。日本人は時系列型、アメリカ人は因果律型とのことで、問題を解き、答えを確認してみると、ほとんどの参加者が時系列型に当てはまっていた。見方を変えてみようと考えさせられる、あっという間の一時間半だった。
インターネットの正体はプログラミング言語で、コトバは道具として成長・変化し続けているという話に皆が興味津々で耳を傾けていました。
<プロフィール>
第2部 -
講 師:三木谷 毅 氏(株式会社グローバルITネット 代表取締役)
テーマ:「車椅子利用者が困らぬよう、駅を中心にルートマップを展開中
概 要:車椅子、杖、ベビーカーや大きな荷物。自分に関係ないと思っていませんか?生きている中で、直接的でなくても、親や孫と間接的にでもいずれその立場になる。53 歳の時、脳梗塞で倒れ、車椅子生活となり、車椅子利用者が初めての駅に無防備で行くのとルート情報を得て行くのとでは雲泥の差があると実感した。
そこで QR コードにアクセスすると車椅子推奨ルートが確認できるアプリを開発し、JR 西日本、阪神電鉄、阪急電鉄、郵便局と各企業と共にコラボ事業を展開。ネットを通じて寄付や協賛を呼びかけ地域に貢献している。関西 1000 駅の内、20%の駅まで普及させた。システムの告知や普及の仕方、お金を扱うシステムの難しさなどについて参加者にも意見を求め、これも一つのビジネスチャンス、ただ強い想いだけで一から取り組んだプロジェクト、一つ一つのご縁を大切に何十年掛かろうと普及させる覚悟だと熱く話す。ご講演予定時間の 1 時間が大幅に超えるほど活発な講演が行われました。
<プロフィール>
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講 師:本下 瑞穂 氏(株式会社コトバノミカタ 代表取締役)
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2018年04月14日(土)14:00~17:00 (参加費無料)
第154回 起業の鉄則研究会第1部 -
講 師:野村 忠司 氏(大阪府民電力株式会社 代表取締役)
テーマ:新電力の特徴と大阪府民電力の強み
概 要: 野村氏は、全盛期には奈良長者番付で上から 2 番目だった、広陵町の靴下製造メーカーの 5 代目でした。
しかし名家に生まれながら 97 年目で廃業。その失敗談をお話されました。
お父様は維新十傑の一人、江藤新平の子孫の谷岡グループからの養子だった為、幼き日より祖父から「経営者の考え」を学んできた。それは「攻めと固い経理の守り」、「一円でも安く仕入れ、一円でも高く満足してもらい売る!」。廃業の原因は経理の守りが手薄だった為。
失敗を教訓に、一からの出発で会社を立ち上げ、新電力、LED、事業用 LP ガスとグループ会社を設立し、同じ場所、同じ事務員とコストを抑えることで、低価格でお客様へ還元。対応スピードを売りに顧客を増やす。ロングランの売り上げを構築し、業績は伸長中。経理はご自身で管理している。
経験から会社を経営する上で、経営のノウハウを次世代へ伝えることはとても重要と語る。
最近では、カンボジアで「オクニャー」(国王から認定の爵位)の称号を持つロイヤルグループとビジネス取引をし、海外不動産事業も展開中。粘り強い営業方法に皆が興味津々で耳を傾けていました。
<プロフィール>
第2部 -
講 師:正木 義久 氏(川崎重工業株式会社 汐見寮)
テーマ:カワサキ営業一筋40年
概 要:誰もが知る「川崎重工業」。経営的に陸・海・空とバランスよく展開しており、新幹線にしても、潜水艦にしても、航空機にしても全てが受注生産を行っている。
しかし、正木氏が担当したカワサキオートバイだけは見込み生産。
浮き沈みが激しい業界で、「水商売で山谷がある」と言われているだけに、数を読むのも難しい。色間違いで 300 台も生産手配ミスをしてしまい、困り果てた結果、上司と知恵を絞り、真逆の発想で「限定車」として販売。意地もあって、半年で全て売り切った。
「余っても責められ、足らんでも責められ」の中をくぐり抜けて、40 年勤めあげることが出来たと語る。
他社がスクーター事業を進めていく中で、スクーターも作ったが、民生品は唯一のオートバイとハンマーで何百台も潰した。何にでも手を出さず、特化した結果の成功だ。
<プロフィール>
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講 師:野村 忠司 氏(大阪府民電力株式会社 代表取締役)